一般皮膚科|大阪市東住吉区・針中野駅の皮膚科・形成外科|針中野みずた皮ふ科・形成外科

大阪市東住吉区駒川5丁目23-18 針中野クリニックモール2階
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一般皮膚科

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皮膚科でよくみられる症状

皮膚科でよくみられる症状

このような症状の方はご相談ください

  • 湿疹・かぶれがある
  • にきびやできものが気になる
  • 皮膚にしこりがある
  • かゆみを伴う赤み、ぶつぶつ、腫れなどがある
  • かゆみや痛みを伴う赤い盛り上がりがあり、数時間以内に自然に消えることが度々ある
  • 顔がカサカサする、きちんと頭を洗ってもフケがでる、頭皮にかゆみもある
  • 肌がざらざらしている
  • ピリピリした痛みがあり、赤いぶつぶつや水ぶくれがでてきた
  • 手のひらや足のうらに膿がたまったぶつぶつや水ぶくれがある
  • 皮膚に水分がなく、細かいひび割れがある
  • うなじやわきに丸くてかゆい斑がある
  • 口の中が痛む、歯ぐきが腫れている
  • 褐色、黒褐色の丸いざらざらしたイボがある
  • 爪が変形した
  • 爪のまわりが痛い
  • 水虫、うおのめ、たこなどを治療したい

小児からご年配の方まで皮膚疾患を幅広く診療しています。
皮膚の異常や気になる症状がある際は、何でもお気軽にご相談ください。

皮膚科の対象となる主な疾患

  • 湿疹
  • 蕁麻疹(じんましん)
  • アトピー性皮膚炎
  • 脂漏性皮膚炎
  • ヘルペス
  • 帯状疱疹
  • にきび
  • いぼ
  • たこ・うおのめ
  • 水虫(足白癬)
  • 爪白癬
  • 巻き爪
  • 水疱症
  • 乾癬
  • 膠原病
  • 皮膚感染症
  • 良性・悪性腫瘍

じんましん(蕁麻疹)

突然、かゆみを伴う赤みやみみずばれが現れる疾患で、チクチク感や熱感を伴うこともあります。発症から6週間以内を「急性じんましん」、それ以上を「慢性じんましん」と定義します。アレルギー(型)以外にも物理的刺激や薬剤、運動などが原因となる場合もありますが、原因が特定できないことも少なくありません。
治療は抗ヒスタミン薬内服が基本で、ステロイドの外用は根本的な治療になりません。ストレスや不規則な生活を避けつつ、症状が治まっても決められた期間しっかり服用することが再発予防につながります。

アトピー性皮膚炎

目や耳の周囲、首、ひじやひざの内側などに、かゆみを伴う湿疹が左右対称に繰り返し出現し、乾燥やかき壊しで症状が広がります。皮膚のバリア機能が不十分であり、ダニや食物アレルギーを合併することもあります。
治療の基本は、バリア機能を補うためのスキンケア、ステロイドやタクロリムスなどの外用薬で炎症を抑え、抗ヒスタミン薬の内服でかゆみを緩和し、環境整備で悪化因子を減らすことです。

にきび(尋常性ざ瘡)

皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりが原因となり、毛穴にたまった皮脂を栄養源に菌が増殖して悪化することもあります。思春期だけでなく、大人のにきびはホルモンバランスの乱れや生活習慣、紫外線、ストレスなど複数の要因が関わるため治りにくいことがあります。
治療は にきびの種類や重症度に合わせ、外用や内服薬(抗生物質、漢方薬など)を使用。放置すると毛包が破壊されクレーター状の跡になる恐れがあるため、早期受診がおすすめです。近年は治療法が進歩しており、軽度のうちから医療機関で対応できるため、にきびに悩む方は放置せずご相談ください。

単純疱疹(ヘルペス)

口唇や口周りに小さな水ぶくれができるウイルス感染症です。初感染時は高熱や歯茎の腫れ・出血など強い症状が出ることがありますが、症状が治まっても神経節にウイルスが潜み、疲労やストレスなど免疫力が落ちたときに再発します。食器やタオルなどの共有でも感染するため注意が必要です。自然に治ることもありますが、治療しないと痕が残ったり細菌感染を合併しやすくなるため、抗ウイルス薬の外用や内服で早めに対処します。前兆としてピリピリ感が出た直後に内服を開始する「PIT療法」もあり、年に何度も再発する方には有用です。

帯状疱疹

水痘(みずぼうそう)と同じウイルスによる感染症で、痛みやかゆみを伴う帯状の発疹が体の片側に出現します。上半身の発症が多く、症状や痛みの程度は人それぞれです。神経に沿って出るため、悪化すると運動神経障害や顔面神経麻痺などさまざまな合併症が起こることもあります。
早期治療が重要で、抗ウイルス薬の内服や点滴により症状や後遺症(帯状疱疹後神経痛)のリスクを軽減できます。50歳以上の方には予防ワクチンも推奨され、痛みが長引く確率を下げる効果が高いとされています。気になる症状があれば、できるだけ早めに皮膚科を受診しましょう。

いぼ(ウイルス性疣贅)

皮膚科で「いぼ」と呼ぶ場合、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染がほとんどです。なかでも「尋常性疣贅」が最も多く、手や足にできやすく、たこや魚の目と間違われることもあります。傷からウイルスが侵入して感染し、3~6ヵ月の潜伏期間を経て大きくなったり数が増えたりすることも。
治療は液体窒素による冷却が中心で、2~3週ごとの通院が必要です。難治性の場合、切除やレーザー治療(保険外)を行うこともあります。

水いぼ(伝染性軟属腫)

ポックスウイルス属の接触感染により生じます。いぼの内容物が皮膚に付着することで次々と自家感染して増えます。

治療方法

治療は、水いぼ攝子でひとつずつ摘みとります。

乾癬

銀白色の鱗屑(りんせつ:皮膚の粉)を伴い、境界の明瞭な盛り上がった紅斑(赤い斑点)が全身に出現する病気です。乾癬(かんせん)の多くが、この症状であり、尋常性乾癬と呼ばれています。
大きさや数、形は様々で、発疹が癒合し大きな病変となることもあります。爪の変形や関節炎を伴うこともあります。刺激を受けやすい部位にできやすく、頭部、ひじ、ひざ、臀部、下腿などに多く認められます。かゆみは半数程度の方にみられますが、内臓に障害を及ぼすことはありません。
乾癬は慢性で軽快と悪化を繰り返します。病気の程度、状況などに応じて治療法を選択します。

水虫(足白癬)

白癬菌というカビの一種が足の皮膚に感染した状態で、一般的に「水虫」と呼ばれます。夏場に多く、冬場は減少する特徴があります。

主なタイプ

  1. 趾間型:足指の間が白くふやけ、じくじく・かさかさ・赤みなどが現れます。
  2. 小水疱型:土踏まずや足指付近に水ぶくれや皮むけが生じ、かゆみが強い場合もあります。
  3. 角質増殖型:踵(かかと)の皮膚が厚くなり、ひび割れや粉をふく状態が見られます。

これらのタイプが混在することもあり、かゆみを感じない人もいます。主に仕事などで長時間靴を履く成人に多く、家庭内のバスマット・畳・絨毯を介した感染や、銭湯・プールの脱衣所なども感染源となりえます。治療は抗真菌薬の外用が基本で、症状のない部分を含め足底全体に塗り、家族への感染予防も重要です。

爪白癬

爪に白癬菌が感染した状態で、足白癬とは異なり、かゆみを感じることはほとんどありません。主な症状は爪の白濁、変形、肥厚などで、特に高齢者に多く見られます。

治療法

  1. 内服療法:基本的には抗真菌薬を内服し、血液検査などで肝機能を確認しながら進めます。
  2. 外用療法:特殊な外用薬で爪を溶かすように処置しながら治療する場合もあり、必要に応じて外科的処置やレーザー治療を併用することもあります。

爪白癬は型によって治療法が異なるため、専門医による正確な診断が必要です。また、高齢者は爪の伸びが遅いため治療に時間がかかりやすく、併用薬の有無や肝機能の状態も考慮して進めることが大切です。